遅ればせながらあけましておめでとうございます。
B-1の展開は海外で1年半、日本国内で3ヵ月が経ちました。
WireWorkという新たなシステムの投入は一部ではセンセーショナルかもしれませんが、使いこなしてくれるアングラーの登場はいつになるでしょうか。

B-1を産み落とした琵琶湖の冬は、記録更新の夢で血がたぎります。
琵琶湖には世界記録級が潜むであろうピンポイントが何か所かあります。
ウルトラモンスターをブラインドの釣りで仕留められる可能性があるのが厳冬期です。
そうしたピンポイントはルアーロストの可能性もかなり高い場所だったりします。
魚が口を使う条件もシビア。50センチや60センチといった今の琵琶湖ではレギュラーサイズとなった魚には目もくれず、そのワンチャンスを狙い定めて琵琶湖に通うアングラーもいると思います。
3年前、B-1に採用したWireWorkという構造、技術を投入するまで、せっかくのチャンスをキャスト直後のスタックで失って悔しい思いをすることが釣行5回に3回はありました。
1スタックで、その日、琵琶湖に足を運んだ苦労が泡に帰すことが残念で、悔しくて溜まりませんでした。
もし、カウントダウンのあとでスタックしないでトレースできていたなら。。。
WireWorkの構造を採用してから大きく変わったことは、狙ったときに狙った水深のボトムを確実にトレースできるようになったこと。
チャンスが圧倒的に増えたこと、そして失敗のない、そのトレースでワイヤー先端から手元に伝わってくるボトムからのインフォメーションの多さ。
バイトがなかったときは、魚が居なかった、タイミングが違ったと割り切れるようになりました。
新しい技術は、先に使いこなした人が良い思いをして、知れ渡ったときには陳腐化していることもあります。
WireWorkシステムは、投入するのに適したポイントをイメージできる人が先を行くのかもしれません。